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時間のストック

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 我が家の中学3年生になる息子は小学3年生の春から野球をやっており、それに伴い母も父も週末・休日は朝から夕までフル稼働。また、小学校の学童チームでは保護者会長を務め、現在のシニアチームでは父母会長に就いており、ここ数年は休日に音楽をきくという習慣から離れています(きけるの年末年始のシーズンOFFくらい)  これもひとり息子の成長の為でもあるし、今年の夏の大会が終了すればお役御免となるので、それまでの辛抱。ただ、ここ年明け1カ月くらいは例の「ウィルス」のせい!!で活動が自粛となり若干音楽をきく時間ができつつあります。  また活動開始になればこんな時間も無くなるし・・・と思い立ち、まずは音楽をきこう!と未聴・未読・未観のモノをとにかくまとめて置いている場所を覗くと・・・こんなにあるのか!とビックリ!(写真↓)  *写真のCDは未聴のもので、ながらききしてしまったCDなどが棚の隅にあります・・・ (この他にDiskはもう1箱あり・・・)  これにTV放送されるコンサート・オペラ・海外ドラマ・他番組を録画したものまで含め、どうやって時間を捻出するか・・・。  ドイツの作家ミヒャエル・エンデの作品に「モモ」という児童書があり、大人たちが灰色の男たち(時間どろぼう)に人間の幸せを担保として、時間を「時間貯蓄銀行」なるものに貯蓄された人々がしだいに時間に追われ、心のゆとりをなくしていく・・・私のおかれている状況がまさにそれ!  平日は仕事。休日は子供の野球の繰り返し。まるでJ.シュトラウスの「常動曲」みたいな生活。その間にもディスクなどの購入、TVの録画・・・エンドレスに増えていきます。  そして、妻曰く「だったら買うのやめればいいのに。家計的にも貢献できるよ」と言われつつ。それに対して「いつかきく・読む・観る」の言い訳で切り抜け―ゴマカシともいう(汗)この会話もルーティーン。  このまま放置しておいて時間のストックが増え続けてしまったら「時間貯蓄銀行」を頼るしかない―利子も多くしてもらわないと間に合わない。