投稿

5月, 2015の投稿を表示しています

新居建築Vol.6~身辺雑記

イメージ
15日金曜日に無事上棟式が終了。 シートが張られてよく中が見えなかったのですが今日入ってみて床板が完成して、バスルーム、電気関係の配管・配線はほぼ終了していました。 小さい家なのに過剰なほど耐震の備えがしっかりしていることにびっくり! 狭い柱の間に筋違をつけ、柱のほとんどにボルトや金具が取り付けられていました。 式の終了後、家の真ん中の屋根裏に神様が取り付けられました。 より安心になったような気持ちになりました。 特別に足場を昇らせてもらい屋根の上までいきましたが、高所恐怖症の私は怖かった~風が強いので足場が揺れ余計に怖い。降りようとすると下から妻も昇ってくるし・・・写真を撮ってもらいましたが、速く降りたくてしょうがなかった・・・自分でもわかるくらい顔が引きつって、唇が乾燥していました。 でも、見晴らしは最高でした!(よく見るゆとりはありませんでしたが。。。)

新居建築Vol.5~身辺雑記

イメージ
GWが終わった6日と7日で上棟が終わりました。 作業現場を見ていましたが見る見るうちに柱から張りまで組まれていく様子を見て職人さんたちの仕事ぶりに感嘆してしまいました。 高いうえで柱の上に立ち作業をしている姿を見て高所恐怖症の私にはできない仕事だと思いました。。。  これが「いの一番」といわれる柱で先日ブログに書いた暗号みたいなものの正体で、 「いの一番に駆けつけるの」語源にもなっている一番最初に建てる柱だそうです。 上棟が終わってシートをまかれた状態、ここからは見た目には分りにくい地味な作業が続くらしいです。 職人さんたちにとっても上棟は一番華々しく見せ場らしく、会社総出で取り掛かっていて、現場監督自身も職人さんたちに交じって作業している姿を見て、好きなことを仕事にしている人の姿は素晴らしいと感じ、改めて建設会社の皆さんに信頼感が湧きました!! 私自身、この建設会社さんとの出会いが家をつくるきっかけを与えてくれたので感謝です。

新居建築Vol.4~身辺雑記

イメージ
GW前に足場が組まれて資材も搬入されていました。 5月6日にはいよいよ上棟がスタートして本格的に家の形になってきそうです。   足場の組まれた状態       搬入された材木。  「又ぬ2」とか意味の不明な文字が書いてありましたが 専門家が見るとどこの柱かわかるんでしょうねぇ~スゴイ!

わくわくキッズコンサート感想記~inザ・ハーモニーホール

イメージ
先日、息子を児童センターに迎えに行った時に 「わくわくキッズコンサート(こころにホットコンサート)」 なるヴァイオリンとピアノのデュオ・コンサートのチラシを見かけどんなものか出掛けました(入場無料ということもあったので) 於:2015年5月5日(火曜日)10:00~松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール) 第2回とあり、前年のこの時期にも開催したそうで、他にも病院や介護施設、児童施設などあちこちで開催しているみたいで、会場でもらったチラシを見たら第1718回!となっていました。 演奏者はヴァイオリンは 牛山正博さん 。地元アマチュア・オーケストラの代表を務め、音楽教室を持ち教育活動もされているので以前から知ってはいましたが、ソリストとしてきくのは初めてでした。 ピアノは 野田あゆ子さん 。私の実家の隣村に「野田ピアノ教室」というのがあると思ったら、そこの先生でした。ヴァイオリンも弾かれるそうで、その師匠が牛山さんになるので師弟共演とでもいうものでした。 プログラムはクラシックから唱歌、ディズニーやジブリの音楽と幅広く薄く気軽に、普段は決してクラシック音楽のコンサートに行かない様な人を主に対象にしたようなものだったので、乳幼児からその親、そして牛山さんの友人・知人?教え子も来ていたのではないでしょうか? 演奏については・・・こういったコンサートなので置いておいて、主に感想について書きたいと思います。 ヴィヴァルディの協奏曲集「四季」~「春」の第1楽章 が弾かれたのですが、今ではオリジナル楽器の個性的な奏者、ファビオ・ビオンディやエンリコ・オノフリまたジュリアーノ・カルミニョーラなどをきいたしまった耳には(と言ってもここ何年もこの作品はご無沙汰していますが。。。)箱庭的自然風景のようにきこえて、「四季」をイ・ムジチ合奏団とともに大ヒットさせたカール・ミュンヒンガーの指揮のもとバルヒェットがソロを弾いていた演奏が頭の中を過りました。 ベートーヴェンの「スプリング・ソナタ」からの第1楽章 もキチン、キチンと今日は少なくなりましたが、デパートの贈答用包装紙に包まれたお中元(お歳暮でもいいケド・・・)を頂いた感覚―良く言うと律儀、でも時代とのギャップを受けるものでした。 そういった意味では一番違和感なくきけたのが 「おぼろ月」 と 滝廉太

今週の1曲(34)~ストラヴィンスキー:バレエ「プルチネルラ」組曲

イメージ
バレエ「火の鳥」(1910)、「ペトルーシュカ」(1911)、「春の祭典」(1913)で頂点を迎えた前衛的で野心作を次々と発表していってトンガッテいたストラヴィンスキーが第1次世界大戦以降、突如180度回れ右をしてシンプルで明快な古典主義時代といわれる作風に入った第1作がこのバレエ「プルチネルラ」です。 音楽自体の元はストラヴィンスキーのオリジナルというわけではなくて、イタリア・バロック時代の作曲家ペルゴレージの曲に基づき―他にも今では名前も忘れられて演奏されることもないバロック時代の作曲家の作品からもアイデアを借用されているそうです。しかし、どの曲が誰の作品かなどと気にしないでも十分楽しめます。私ももちろん知りません。 俗に三大バレエと呼ばれる先の3曲「火の鳥」・「ペトルーシュカ」・「春の祭典」も名曲ですが、私個人としてはストラヴィンスキーの曲をきくとなったらこの「プルチネルラ」や「ミューズの神を率いるアポロ」・「妖精の口づけ」といった新古典主義の頃の作品を取り出すことが多いです。 「プルチネルラ」は例の「春の祭典」などと同じくディアギレフから依頼されたのですが、最初は乗り気ではなかったのですが、ペルゴレージなどの作品に触れることにより新しい芸術の作風を模索していた両者の利害が次第に一致していき生まれたものです。 全8曲からなるこの組曲は前奏曲から快いリズムと晴々とした、気分浮き立つ音楽が始まります。 躍動的なリズムとイタリア・バロックの太陽の光を浴びたような明るさ、どことなく影もあったり、午後の昼下がりから夕暮れの画が思い浮かぶような陰影のある旋律もあり、難しいことをゴチャゴチャ考えずにきける作品です。 しかし、そこはストラヴインスキー!あちらこちらに新しい響きや不協和音がきこえてきてききてを飽きさせません! どのような振り付けだったのか気になるくらい速くて踊れそうもない第4曲のタランテラ。 第7曲ヴィーヴォではトロンボーン&コントラバスによる珍しい二重奏は少し不気味でブラック・ユーモアのようにもきこえます。 第8曲フィナーレの鳥が羽を広げ大空に舞いあがっていく様な盛り上がりも素晴らしいです。 どの曲も短くて、簡潔なので俳諧の世界観にも通じるようです。 【Disc】 古楽器演奏のスペシャリストから活動の幅を広げていった2003年